1-2 環境構築(Windows10)

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C言語 プログラムの作り方

C言語のプログラムを作っても、そのままでは動きません。人間が理解できるプログラムからCPUが理解できる0、1から成る機械語に変換する必要があります。この変換をするソフトをコンパイラ、処理系と呼びます。コンパイラに加えてプログラミングを助ける様々な機能を内蔵したソフトをIDE(Integrated Development Environment/統合開発環境)と呼びます。コンパイラだけでも開発はできますが、IDEを利用したほうが開発しやすいです。筆者はVisual Studio 2022とBorland C++ Compilerを使用しています。

IDE Visual Studio 2022

WindowsのPCをお使いの場合はマイクロソフト製のVisual StudioというIDEがおすすめです。Visual Studioは一流のプログラマーが使用している、プロ仕様のIDEです。大企業がこれを使うには多額のライセンス料をマイクロソフトに払わなければいけませんが、学生や個人で勉強する用途に使う場合は無料で同等の機能が利用できます。プロ仕様なので容量が多く重いですが、その分様々な機能が搭載されています。

エディタ Visual Studio Code

Visual Studio Codeとは、マイクロソフト社が提供している無料でオープンソースのテキストエディタです。軽量で、様々なファイルを編集することができ、設定で細かくカスタマイズできることが特徴です。このソフト単体はエディタでコンパイルする機能はないので、別途コンパイラを用意するかC言語の拡張機能を入れる必要があります。C言語の拡張機能を入れるとIDEとして使用できます。こちらからダウンロードできます。

コンパイラ Borland C++ Compiler

Borland C++ Compilerは、エンバカデロ社が無償で提供しているコンパイラです。筆者は古いバージョン5.5.1の日本語版を使用しています。こちらからダウンロードできます(ユーザー登録が必要です)。昔はボーランド社が無料で公開していたそうですが、いまはエンバカデロ社の製品となっています。この記事を書いている時点でバージョン7.30が最新版ですが、日本語に対応していません(筆者が知らないだけで、日本語版を利用できる方法があれば教えていただけたら幸いです)。そのため筆者は古いバージョンを使用しています。また、C++ BuilderというIDEもあります。

IDE Xcode

Xcodeはアップル社が提供するIDEです。Mac OSでのみ使用できます。筆者はWindows PCしか持っていないので使用したことはありません。

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