2-2 自由形式

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C言語は、ほかのプログラミング言語と比べて比較的書き方が自由とされています。タブ、スペース、改行は区切り記号とされていて、これらをどう組み合わせるかはプログラマーの自由です。

前回のプログラムを例にします。

これを、このように書き直します。

このようにスペースやタブを自由に変えることが可能です。

このようにすべて1行にまとめてもコンパイルできます。

ただしintとmainの間やreturnと0の間のスペースは消してはいけません。もし消すと、それぞれintmainとreturn0という別の名前のものと認識されるからです。

intやmain、returnの意味は今は後で解説します。

プログラム中の中カッコ{}はスコープ(有効範囲)を表します。今回のプログラムの場合はint main(void)のスコープを表しています。

読みやすくするには

プログラムを読みやすくするためにはどうすればいいでしょうか?

一般的には、文ごとに改行し、スコープの中ではタブでインデントすると読みやすいとされています。

さらに、C言語ではプログラム中にコメントを書くことができます。コメントを書いても、プログラムの挙動が変わることはありません。適度にコメントを入れると格段に読みやすくなります。

コメントの書き方は2つあります。

1. /*ここにコメントを書きます。*/

C言語で昔からあるコメントです。行をまたいでコメントできるので、複数行にわたるコメントを書いたり、プログラムを何行かまとめて一時的に消すときに使用されます。

2. //ここから行の終わりまでコメントです

これはもともとC++用のコメントですが、非常に使いやすいためC言語でも使用でるようになりました。古い規格のC言語では使えません。

3.#if 0 と#endif

これは上級者向けのコメントの書き方なので、今回は使用しません。

以上を踏まえてコメントを加えたプログラムはこうなります。

まとめ

C言語では、スペースやタブは単語同士の区切り起動という意味しかなく、どこで使うかは自由。

プログラムを読みやすくするため、適宜インデントをつけ、コメントを書き込む必要がある。

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