2-3 型変換と計算

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Javaでは、変数や数値を利用して四則演算を行うことができます。以下の演算子はC言語のときと同じように利用することができます。

+a+b
a-b
*a*b
/a/b
%余りa%b
++前置増分++a
前置減分–a
++後置増分a++
後置減分a–
&ビット単位論理積a&b
|ビット単位論理和a|b
!ビット単位倫理否定!a
^ビット単位排他的論理和a^b
~ビット反転~a
<<算術左シフトa<<b
>>算術右シフトa>>b
==等しいa==b
!=異なるa!=b
<より小さいa<b
>より大きいa>b
<=以下a<=b
>=以上a>=b
&&ブール論理積a&&b
||ブール論理和a||b
!ブール否定!a
=代入a=b
+=和を代入a+=b
-=差を代入a-=b
*=積を代入a*=b
/=商を代入a/=b
%=余りを代入a%=b
&=ビット単位論理積を代入a&=b
|=ビット単位論理和を代入a|=b
^=ビット単位排他的論理和を代入a^=b
<<=算術左シフトを代入a<<=b
>>=算術右シフトを代入a>>=b
?:三項演算子a?b:c

C言語のシフト演算子が算術シフトか論理シフトどちらになるのかは処理系定義ですが、Javaでは算術シフトと決められています。

ブール演算に関する演算子はboolean型に対してしか行えません。

また、C言語と同様に整数同士の割り算では商の小数部は切り捨てられます。

型変換

プリミティブ型の型変換は、C言語と同じように

(型名)変数名
(型名)式

とします。

また、異なる型同士の演算では自動的に大きい方の型に変換されて計算されるので、例えば10/3を正確に求めたいときは10か3のどちらかをdoubleやfloatに変換すればいいです(これもC言語と同じです)。

数値を文字列に変換するにはString.valueOfメソッドを使用します。

逆に、文字列を数値に変換するにはInteger.parseIntメソッドやDouble.parseDoubleメソッドを使用します。

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