3-3 for文

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Javaの for 文は、一連のコードを反復的に実行するために使用されます。for ループは、反復回数が事前にわかっている場合や、配列やコレクションの要素に順次アクセスする場合などに特に便利です。

for ループの基本的な構文は次の通りです:

for (初期化式; 条件式; 更新式) {
	// ループ本体
}

初期化式 は、ループ変数を初期化するためのステートメントです。通常、ループ変数の初期化やカウンタの設定が行われます。この部分はループの最初に一度だけ実行されます。初期化式で変数を宣言することができます。ここで宣言した変数はfor文内のみで使用可能です。

条件式 は、ループ本体の前に評価される条件です。条件が真の場合、ループが続行されます。条件が偽の場合、ループが終了します。

更新式 は、毎回のループの最後に実行され、通常はループ変数を更新するために使用されます。このステートメントはループするたびに実行されます。

ループ本体 は、各イテレーションで実行されるステートメントのブロックです。この部分には、ループが実行するコードが含まれます。

以下は、for ループの例です。

for ループは、反復回数がわかっている場合や、リストや配列の要素にアクセスする場合など、反復処理が必要なシナリオで広く使用されます。また、配列やコレクション要素を簡単に反復処理するために使用されるforeach文も使えます。

for (型名 要素の名前: 配列やコレクションの名前) {
	// ループ本体
}

例えば、Stringの配列の要素に対してループ処理を行う場合は型名にはStringを指定します。

この例ではdayに配列の要素が一つずつ代入され、ループ処理を行います。

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