3-4 while文

Javaの while ループは、指定した条件が true の間(while)、一連の処理を繰り返し実行するループ構造です。while ループは、ループの反復回数が事前にわからない場合や、条件が特定の条件を満たすまでループを続行する必要がある場合に使用されます。

while ループの基本的な構文は次の通りです：

while (条件式) {
	// ループ本体
}

条件式 は、各繰り返しの前に評価される条件です。条件が true の場合、ループが続行されます。条件が false の場合、ループが終了します。したがって、条件が最初から false の場合、ループは一度も実行されません。

ループ本体 は、各イテレーションで実行されるブロックです。この部分には、ループが実行するコードが含まれます。

以下は、while ループの例です。この例では、変数 count が 5 より小さい場合にループが続行され、count の値が画面に表示されます。

このコードは、count の値が 1 から 4 まで順次増加し、それぞれの値が画面に表示されます。count の値が 5 になると、条件が false になり、ループが終了します。

while ループは、特定の条件が満たされている間、処理を繰り返す必要がある場合に有用です。また、ループの条件が最初から false である場合、ループが一度も実行されないことに注意してください。

for文でもループの条件を指定できるので、while文はfor文に書き直すことができます。その逆も可能です。

初期化式と更新式は不要なので省略しました。